こんにちは
マツです
本日は新しく買ったカメラの紹介です
正直今の時期にこんなマニアックなカメラを買う人いるの?という感じもしますが、ともかく僕の中ではものすごいワクワク感があるので、気にせず紹介していこうと思います。
まず結論から言うと、僕が購入したカメラは
Miyama RZ67
という中判フィルムカメラです!

おそらくみなさんメーカーの名前の機種名も全くピンとこないと思いますが、とにかくこのカメラかっこ良くないですか?
明らかに今のカメラと違う圧倒的な魅力を持っているカメラですのでこの記事で紹介していこうと思います^^
Miyama RZ67とは67サイズの中判フィルムカメラ
まずこの記事を見てくださっている人の中にも全くピンとこない方がほとんどだと思うので、このカメラについて解説します。
このカメラは簡単に言えば、中判のフィルムカメラです。
中判と言うのはフィルムのサイズが、フルサイズよりも大きく、大判と言われるものよりも小さいものになります。
分かりやすいようにサイズの違いを示した図を見ていただきましょう。

いわゆるセンサーサイズの最上級と思われがちなフルサイズよりもはるかに大きいサイズのフォーマットがたくさん存在しています。
今回の図で言えば、645フルフレーム〜6×7までが中判で、4×5 8×10が大判というくくりになると思います。
中判は120フィルム(ブローニーフィルム)を使用するものの総称
ちなみに今回中判フィルムについて調べていて初めて知ったのですが、中判にはいろんなサイズがあります
- 645(ロクヨンゴ)6cm×4.5cmの4:3のアスペクト比を持ったフォーマット
- 6×6(ロクロク) という正方形のフォーマット
- 6×7 (ロクナナ)6cm×7cmのフォーマット
- 6×9(ロクキュー)
かなり色々あることがわかります。
ではそれぞれ使用するフィルムのサイズが違うかというと、実はそうではなく、どのカメラも同じフィルムを使用するようです。
これは下の図を見ていただくとわかりやすいかもしれません。

サイズの大きいフォーマットほど、同じフィルムの幅の中で、長さをよりたくさん使用します。
中判のカメラは120フィルムというものを使用しており、それさえあれば、645でも6×6でも6×7でも使用することができます。
フィルムが同じものを使用する分、大きなフォーマットで使用すると、撮影できる枚数が変わります。
120フィルムが645では16枚撮れるのに対して、6×6で12枚、6×7では10枚、6×9では8枚という感じでフォーマットが大きくなるほど、撮影可能枚数も少なくなってきます。
そのため、画質と引き換えに撮影1枚1枚にかかるコストも上がっていくというのが、この中判フィルムカメラの面白い特徴です。
120フィルムの1本の価格は2000円程度
ちなみに費用のことにも触れておきましょう。
今120フィルムを手に入れようと思うと、多くの場合、5本セットで購入するのですが、その価格が大体1万円程度です。
つまりフィルム1本が2,000円程度。
そして僕が今回手に入れた6×7のフォーマットの撮影可能枚数が10枚なので、1枚の写真のフィルム代が200円という計算になります。
デジタルカメラは写真を撮れば撮るだけ1シャッター当たりの価格が下がって、実質無料に近づくと言われたりしますが、フィルムカメラはとんでもないですランニングコストがかかりそうです笑
なぜこのカメラを買ったか
ではそんなとんでもない時代遅れの中判フィルムカメラをなぜ僕が購入したかという魅力の部分と、他にどのようなカメラと比較したかというところについてお話ししていきましょう。
まず僕がこのカメラを選んだ理由は以下の3つです。
- 6×7サイズの中判カメラが欲しかった
- ウエストレベルファインダーに圧倒された
- 見た目が最高にカッコよかった
- (名前がすごくよかった)
それぞれについて解説します。
理由① 6×7サイズの中判カメラが欲しかった
まずはフォーマットの部分です。
先ほど、中判のフォーマットにもいろんな種類があると説明しました。
その中でも僕はこの6×7がいいなと思って、カメラ探しをしていました。
というのも理由は単純です。
『でっかい方が画質良さそう』
と思ったからです。
すごくシンプルで、頭の悪そうな答えですね。
おそらくここについては反対意見をお持ちの人も多数いると思いますが、
僕はデジタルカメラでも大型センサーサイズ信仰が強いです。
APS-Cやマイクロフォーサーズの小さいセンサーよりもフルサイズのほうがカメラとして良いだろうと考えています。
もちろん画質だけで言えば、明確な差は無くなってきていますし、ブラインドテストをされたらどちらがAPS-Cで撮った写真で、どちらがフルサイズかというのが分からないかもしれません。
でも体験の面では大きな違いがあると思っています。
ファインダーの見え具合やシャッターのきり心地、その辺りの体験まで含めて考えていくと、僕はセンサーの大きいカメラの方が好きです。
今ではスマホがかなり良い画質を出す時代になってきているので、小さいセンサーのカメラを使用する意味もあまり無くなってきているなとさえ感じています。
そうなってくると、わざわざサイズの大きさを求めて中盤に行くのであれば、中判の中でも最小レベルの645ではなく、比較的大きいサイズの6×7までは行っておいた方がいいだろうという判断です。
もちろん645もすごく魅力的なカメラがあるので、迷いましたが、結局はやはりサイズの大きさと後に解説する要素も絡んできてこの6×7サイズに行くことに決めました。
理由② ウエストレベルファインダーに圧倒された
続いてフォーマットのサイズとともにすごくこだわったのが、こちらの項目です。
ここもめちゃくちゃ大きな要素です。
機材の実物を見に行ったカメラのナニワで別の機種ですが、6×7サイズのウエストレベルファインダーの見え味に圧倒されました。
ところでウエストレベルファインダーって何?
ウエストレベルファインダーという言葉はあまり聞いたことない方も多いかもしれません。今のカメラというのは基本的に『アイレベルファインダー』です。
つまり目の高さと同じ視点から撮れるのがアイレベルですが、ウエストレベルというのは腰の高さに置いたカメラから撮影をするファインダーということになります。
もちろん撮影のしやすさでいえばアイレベルファインダーの方がかなり良いのですが、ウエストレベルにはまた違った良さがあります。
それが、『圧倒的なファインダーのサイズ』
始めて見る人には衝撃的な見え方になりと思います。
例えるとすると、カメラの上部に自分一人用の映画館があって、そこで映画を見ているような体験です。
これは非常にわかりにくいと思いますが、この動画を見ていただけたらなんとなくわかるのではないかと思います。
これは同じ6×7サイズのPentax67というカメラを使用し、ウエストレベルファインダーに写る映像を動画にしている有名な作品なのですが、まさにこの雰囲気です。
おそらく初めての人は35mmフィルムカメラのウエストレベルファインダーでも衝撃を受けると思いますが、それがサイズの大きい6×7サイズともなると圧巻です。こういったアナログのものはやはりサイズが大きければ大きいほどその魅力が増します。
どうしてもこのフィーリングを味祝いたいと思い、この6×7サイズのウエストレベルファインダーのモデルを探し、このカメラに落ち着きました。
理由③ 見た目がすごくかっこいい
で、6×7サイズでウエストレベルファインダーを使用可能なカメラというとこまで来ると、かなり機種が絞られるのですが、最後の決め手になったのがこのカメラの見た目と後はネーミングです。
まず見た目

この現代のカメラとは一線を画したボックス型のシルエットに大型のレンズ、機材付きの夢が詰まったこの見た目に完全にやられました。
サイズは明らかに超でかいし、重くて持ち運びしにくいし、便利さとはかけ離れているのですが、とにかくこの見た目が好みすぎました。
僕は青色が好きなので、差し色として入っているこの青色も嬉しい。
とにかく最後はフィーリングが重要と言いますが、このカメラの見た目は僕にとって最高だと思いました。
名前もGood
あとはおまけですが、このカメラのネーミングもすごく好きです。
RZ67という名前。
なんかZ6 Z7を合わせたような名前ですごく良くないですか?
レンズにも『Z』という文字が強調してあって、Nikon Zをメイン機で使用していて『Z向上委員会』を名乗る僕としても運命を感じる要素です。
こういった様々な選択肢の中から、選んでいきこのMiymaRZ67というカメラにたどり着きました^^
比較検討した中判カメラ
最後にこのカメラを買うにあたって比較検討したカメラも紹介しようと思います。
僕が検討したカメラは以下の通り
- Pentax 67ii
- Mamiya RB67
- ZenzaBronica S2
- Pentax 645Nii
Pentax 67ii
まずさ所に興味を持ったのがPentax 67iiというカメラです。
このカメラはものすごいサイズ感からか オバケペンタックス 通称『バケペン』といわれているカメラなのですが、中判フィルムカメラユーザーのなかでは非常に有名なカメラのようで、いろんな情報や作例が出てきます。
僕自身もこのカメラの作例から中判のフィルムカメラってすごいなという印象をもって検索し始めたので、購入の第一候補になりました。
このカメラの魅力
- ウエストレベルファインダー有
- 交換レンズはTakumar
- 6×7サイズのフォーマット
- 作例も良いものが多い
こういった感じでものすごく最高だったのですが、実際に手に取った時に今回選んだRZ67の方が体感的に素晴らしい感じがしたので、購入までは至りませんでした。
ただし、将来手に入れたいなという気はしています。
Mamiya RB67
続いての候補が僕が今回購入したRZ67と同じメーカーのMamiyaからでているRB67というカメラです。
このRB67はRZ67の前の機種になっており、見た目がよりクラシカルな機種です。
僕は先ほどのPentax 67を見に行った中古カメラ屋さんの店頭でこのカメラを始めて知り、そこで興味を持ち始めました。
このカメラの良さ
- 6×7サイズのフォーマット
- ウエストレベルファインダー有
- 外観がお洒落
- 価格が比較的安い
6×7サイズのフォーマットでありながら一般的な一眼レフスタイルとはちょっと異なり、正方形の箱型をしているところで、見た感じハッセルブラッドのようなカメラの雰囲気があることです。
Mamiyaというメーカーも聞いたことあるけど、今ではそんなにメジャーじゃない。でもこんなにいい感じのカメラがあるのか!!ということでお宝を見つけた気分でした。
価格もRZ67 よりも古い機種なので当然安いですし、良いなと思いました。
ただし、RZ67の質感の方が個人的には好きだったので、最終的にRZ67 を選んだという感じになりました。
ZenzaBronica S2
続いてがZenzaBronicaです。
Bronicaってなんか聞いたことあるなというくらいの認識だった僕ですが、このカメラはRZ67を手に入れた後に知って、『あ、こっちにしてたらよかったかも!?』と思ったようなカメラです。
ZenzaBronicaというのはなんか海外のメーカーなのかなと思っていたのですが、実は日本のカメラメーカーみたいです。
名前の由来は 創業社長の吉野善三郎さんの名前と中判フィルムのブローニーがかかったネーミングのようで、それを知った時 非常に納得感というか面白いなと思いました。
このカメラは年代によってフォーマットが変わっているようなのですが、S2に関しては6×6のスクエアを使用しているようで、今後6×7のGS-1というカメラがあったり、645サイズのカメラもあるようです。
そんな中でこのカメラはの魅力は
- 外観の良さ(和製ハッセルブラッドと言われている)
- Nikkorレンズを使用できる
- ウエストレベルファインダー
- 価格が安い
正直僕が欲しいカメラの要素の6×7のサイズ以外をすべて満たしており、さらに見た目が結構おしゃれで、しかも僕の好きなNikkorレンズも使えて、Zの文字もロゴとして入っていて、さらに価格が結構安い。
正直良いところずくめです。

このカメラの存在をRZ67を買う前に知っていたら、こちらを買っていただろうなというようなカメラですし、おそらくこれから購入するだろうなと思っているカメラです。
フォーマットのサイズ以外のすべての面でひかれております。
一つ懸念点としては、S2の時代のものは若干シャッターが壊れやすい?というような記載があって、それが改善された新しいものにするとNikkorレンズが使えなくなるので、非常に悩ましいなと思ってはいます。
まあ、でも約5万円程度で購入できるので 来月くらいに購入を考えています。
Pentax 645Nii
最後が再びPentax です。
このカメラは今のデジタルに続くカメラなのでもっともなじみのあるカメラかもしれません。
今のカメラは645Zというもので、その前は645Dというものがあったようです。
645Niiはおそらく中判フィルムカメラVerのかなり終盤のカメラだと思いますが、かなり電気的な制御が加わっている、フィルムカメラです。
このカメラの魅力
- アイレベルファインダー
- ハンドリングが良さそう
- レンズが安い
正直このカメラは先ほどまでに紹介してきたカメラとはけっこう毛色が異なり、現代の感覚で使える中判フィルムカメラという感じがします。
自動露出機能もあるし、アイレベルファインダーなのですごく撮りやすいし、645フィルムなので撮影枚数も6×7よりも多い、すごく色んなメリットがあるので、中判フィルムカメラを手軽に楽しむには良さそうだなと感じました。
レンズも安いのでかなり色んな楽しみ方ができそうです。
ただ、圧倒的なフィルム感を求めてフィルムカメラを探している僕からすると、すごく中途半端な感じもするので今回は見送りました。
中判フィルムカメラにはまっていって、ハンドリングのいい中判フィルムカメラを求め始めたころには第一候補になるだろうなというカメラです。
ということで紹介してきました。
まだ中判フィルムカメラに関しては使い始めたばかりですが、個人的にはこれからこういう中判フィルムカメラの価値が高まってくるのではないかなと考えているので、そんな時にこの情報が参考になれば嬉しいです。
これからも使い方や作例を含めて解説していこうと思いますので、もしよかったらご覧ください^^


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